MCA2200シリーズは2100C/MCAやMCA600の後継機種です。
本製品MCA2200と旧製品との主な性能の違いは、使用しているAD変換機が最新型ADC2318である事です。
詳細はADC2318の製品紹介にもありますが、要求する電力に優位性を持ち高速高分解能の特徴により
本製品自体がUSBインターフェースの電源だけで動作するため、AC100VやNIM電源が不要となっております。
その性質上、LN6400やADC4801系統の旧製品の後継かつ上位機種である側面を持ちます。
本製品に使用しているAD変換機は従来のウィルキンソン方式では成立できない条件を悉くクリアしたものであり、
それを内包するMCA2200もまた従来の旧製品のいずれにも優れる製品となりました。
搭載するAD変換機はウィルキンソン方式と同様にパルサーで1chに収まる条件を満たし、
且つADC微分非直線性を両立したアナログ方式のものです。変換速度は1桁以上速くなっております。
スペック |
価格:¥500,000(税別)
ADC分解能:4096ch/2048ch/1024ch/512ch
AD変換速度:1.2μSec
ADC積分非直線性:0.025%
ADC微分非直線性:1% (微分非直線性とは?PDF参照)
温度特性:100ppm
長期安定:100ppm
入力電圧:5V、8V、10V、BNCコネクタ
GATE入力:BNCコネクタ
※MCS機能はオプションになります。
MCSIN:TTLレベル
MCSSTART:TTLレベル
MCSSTOP:TTLレベル
MCSEXTCLK:TTLレベル
MCAメモリサイズ:4096(32bit/ch)
ADCデータ収集性能:割り込み応答速度(150ns固定) 32bitAddOneサイクル700ns以下
ホストパソコンIF:USBインターフェースFull Speed(12M)
所要電源:USBバスより150〜200mA
外形寸法:175mm x 175mm x 35mm
|